くらしのたねまき シンポジウムvol.4

SDGs懇談会
「目標11:持続可能なまちと地域社会」
@西部新拠点地区

2019.2.16.sat
14:00~
懇談会 at ジョンブルプライベートラボ
無料/要予約/定員80名
18:00~
懇親会 at くらしのたね
会費制・4000yen/要予約/定員40名
懇親会(18時〜)は会食となります。美味しい料理とお酒を用意しております。
[FOOD] 大自然めぐみ料理 MOJIRO
[DRINK] 吉備土手下麦酒醸造所/キノシタショウテン

今回のテーマ エネルギーの未来

エネルギー革命とも呼ばれる産業革命以降、わたしたちの暮らしにとってエネルギーはありがたく、そして必要不可欠な存在となりました。

しかしながら経済コストの問題、資源枯渇の問題、廃棄処理の問題、自然災害時の供給問題等、現在のエネルギーは持続可能であるか?という問いにいくつかの課題を抱えています。

本シンポジウムでは、私たちの地域がエネルギーにおいても持続可能であるための未来予想図を有識者と共に一緒に描いてみたいと思います。

今わたしたちにできること

岡山市では現在、「水と緑が魅せる心豊かな庭園都市」という都市理念のもと、岡山中心市街地から 西へ4kmに位置する北長瀬エリアを対象に、新しく生まれ変わる操車場跡地公園を中核とする健康・医療・福祉のまちに向けた再開発を進めています(西部新拠点構想)。

時代を遡ると、この新世紀の都市計画以前、私たち人間は干拓によって築いた湿地に稲や藺草を植え、水路を張り巡らし、焼杉や漆喰の軒並みと共に今日の岡山の田園風景を育んできました。

脈々と紡がれる地域の環境、文化、風土を尊重しながら、私たちの未来の暮らしにふさわしい住み続けられる地域社会へと変容していくために今、わたしたちができることは何でしょうか?

このシンポジウムでは西部新拠点に求められるこれからの住環境整備、災害対策、廃棄物循環、福祉サービス等の実践に向けた対話の場を創出したいと考えています。

まずは課題分析や地域調査、先進事例の研究や視察等を行いながら、住民による対話の場を通じて将来の核となるビジョンの策定を目指します。

SDGsとは?

‒ くらしのたねまきは SDGs 懇談会です‒

持続可能な開発目標(SDGs)とは、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。 持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さないことを誓っています。 SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサルなものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。

PROGRAMS

岡山での草の根活動
その思いと未来シナリオ
廣本 悦子
ローカルグリッド 2050年の
日本のエネルギーを考える
田中将吾
【聞き手】枝廣 淳子
環境ジャーナリスト

PROFILES

廣本悦子
Etsuko Hiromoto

認定NPO法人 おかやまエネルギーの未来を考える会 会長

主婦。

1997年の「COP3京都会議」を機に気候変動が将来、未来世代に深刻な影響を及ぼすことを懸念、2000年に主婦を中心とした市民グループ「エネルギーの未来を考える会(エネミラ)」を設立し、会長となった。

2002年にNPO法人、2010年に岡山県初となる認定NPO法人の認証を受けた。

気候変動を止め持続可能な地域社会を構築するには社会の基盤となるエネルギーを再生可能エネルギーに転換することが重要であり、導入拡大や普及啓発に努めている。

太陽光発電による市民共同発電所を岡山市・倉敷市・西粟倉村の公共施設に計11か所設置。

小学校の出前授業や公民館での出前講座、行政や企業と連携しての研修会・イベント等を企画運営。

地域に賦存する資源を地域で活用するエネルギーの自給自足や、それによる経済の地域内循環を目指す事業にも取り組んでいる。

田中将吾
Shogo Tanaka

経済産業省 資源エネルギー庁 長官官房 総務課 戦略企画室長

平成13年東京大学経済学部卒、同年経済産業省入省。

電力・ガス事業部で第4次電力市場制度改革を担当後、平成20年より2年間ロンドン大学に留学(MSc Public Policy)。

経済産業政策局調査課、商務情報政策局情報通信機器課、経済産業政策局産業再生課で課長補佐を務め、平成28年に大臣官房会計課で政策企画委員、平成29年5月より現職。

枝廣淳子
Junko Edahiro

東京大学大学院教育心理学専攻修士課程修了。

『不都合な真実』(アル・ゴア氏著)の翻訳をはじめ、環境・エネルギー問題に関する講演、執筆等の活動を通じて、地球環境の現状や国内外の動きを発信。

持続可能な未来に向けて新しい経済や社会のあり方、幸福度、レジリエンス(しなやかな強さ)を高めるための考え方や事例を研究。

システム思考やシナリオプランニングを生かした合意形成に向けての場づくり・ファシリテーターを、企業や自治体で数多く務める。

教育機関で次世代の育成に力を注ぐとともに、島根県隠岐諸島の海土町や北海道の下川町等、意志ある未来を描く地方創生と地元経済を創りなおすプロジェクトにアドバイザーとしてかかわっている。

ACCESS

ジョンブル プライベート ラボ

岡山県岡山市北区問屋町25-101

086-805-1225

くらしのたね

岡山市北区辰巳14-101

086-246-1188

※ 駐車場に限りがありますのでできるだけ乗り合わせでのご来場をお願いします。